きょうだいで不登校になるのはどうして?

不登校の根っこは共通している

上の子が不登校になって、あれこれと改善しようと頑張って
そうこうしているうちに下の子までが・・・!!

きょうだいで不登校になるのは、珍しいことではありません。
むしろ・・・

「順番待ちしている」

なんて言われます((+_+))

不登校の「引き金」になる出来事は
それぞれの子によって違います。

様々なストレスによって心が疲れ果てて
動けなくなっているのが、不登校。

一言でそのストレスは何かとは言い表せないけど
共通していることがあります。それは・・・

「自己否定している」ということ。

順番待ち

この自己否定感は、1日2日、或いは
数か月でできたものではなく

もっとずっとずっと小さな頃から
積み重ねてできているものです。

何年、あるいは10何年の積み重ねが
ある日「不登校」という形で現れたということ。

上の子が根っこに「否定感」を持っていたら
下の子も同じ環境にいたら

やはり同じような気持ちを持っても
不思議はないのです。

加えて下の子は、上の子が不登校になって
ご両親が大変そうなのを見ているから

「私は頑張らないと」と言う気持ちが
より強くなります。

そういう意味で「順番待ち」している
ということなのです。

自分を責めないで!

こんな風に書くと、お母さんは余計に
「私のせいだ!」の想いを強くしてしまって

自分責めを始めて、自分に向き合うことを
やめてしまう方もいらっしゃいます。

それはとっても残念だなあと思うのです。

まず言いたいのは、お母さんのせいではない
ということです。

私たちは育てられたように育てます。
でも、私たちが育った時代では常識だったことが

今は非常識になっていることも多いのです。

「育てられたように」といってもそれは
潜在意識に入っている情報なので

普段は意識することのない情報。
時代に合わないことなど気づくはずもなく

私たちの親の代、或いはもっと上の大人たちに
かけられた言葉や教えられたことを

そのまま自分の子どもにもしていただけなのです。

焦らずまずは自分と向き合って


子どもを何とかしよう、何とか動かそうと思っても
いっときは動くこともあるかも知れません。

でも、「学校に行かないと将来はない」というような

怖れによる行動

の場合は、少しの間は頑張れても、またすぐに
エネルギー切れになってしまうでしょう。

時間がかかってもどかしいかも知れないけど、
ゴールは学校に戻ることではないのです。

子どもが幸せな人生を歩むこと。

30代、40代になったときに
「このままの自分でいい」「人生楽しい」

と自分の足で歩めていたらいい、その過程で
学校に行く選択も、行かない選択も

自分でできるようになったらいい。

親ができること

私たち親ができる一番のことは

子どもには未来を
切り拓く力がある

と心から信じることと

子どもに勇気づけの
言葉をかけ続ける

ことです。勇気づけの言葉とは、私がよく言う

承認

ですね^^

でもね、子どもにそうした言葉をかけようとしたら
お母さんも自分を承認して癒していくこと。

自分の中に承認、勇気づけの語彙が無ければ
子どもにかけてやることもできませんからね^^

伴走者を見つけること

お母さんは、自分で何とかしよう、
カウンセラーや支援者に払うのはもったいない

そう思っている方も多いです。

でも、自分1人だと全然違う方向に行っていて
気づかないことも多いと感じています。

必死で現状変えようとしているのに、
残念ながら違う道を選んでしまっている…。

「もったいないから払えない」或いは
「高くて払えない」は潜在意識では

「家族のことは○○円の価値もない」
と認識してしまうのです( ;∀;)

そうすると、「なんとしても現状を変える!」
という覚悟も意識も薄いまま。

だから変わらないのです。

あなたの相性、予算、色々考慮して
少し頑張ってエイっと払えるくらいの方を探して
伴走してもらうことをお勧めします^^

検索したらきっと、あなたにピッタリの
伴走者が見つかると思います^^

悩めるお母さん達にエールを込めて・・・

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