不登校、ひきこもり、摂食障がいの子の枝葉ばかりを見ない

子どもの言葉を真に受けすぎない

よく頂く質問を拝見していると、お子さんの言葉や態度に
どうすればいいのか…と悩んでいる方が多いです。

「子どもが進路のことを真剣に考えない」
「何を聞いてもどうでもいいと言う」
「一生ニートで親に養ってもらう」

などなど、こうした発言を受けて悩んでしまうママさん。

確かにね、子どもの態度や言葉を聞いていると
ザワザワしてきてしまいますよね( ;∀;)

でもね、その言葉、本心であり、本心ではないのです。
嘘を言っているわけではないのですが

真に受け過ぎない

ことも大切だと思うのです。

大切なのは、
その裏側にある感情です。

木や花って、やっぱり根っこが大切で
元気なくなったときにどんなに枝葉を手入れしても
元気にならないですよね?

根っこkにお水あげたり、栄養あげたりすることで
元気になっていくのです。

子どもの態度や発する言葉を真に受けて
そこを何とかしようと思うのは

落ちた葉っぱや枯れた花や枝を
どうにかしようとしているようなものです。

子どもの根っこの気持ちを想像してみる

お子さんの本当の気持ち、根っこの部分では
どんな風に思い、感じているのか想像してみてください。

進路のことを真剣に考えていないように見えるのは

・どうせ否定されると思っている
・今までお母さんの言う通りにしてきたから
 親の気に入るようにすればいいと思っている
・心も身体も疲れすぎて考えられない
・不登校になって頭が混乱している
・行かなきゃと思っていても身体がついていかない
・進路と聞くだけで心がずっしり重くなる

などなど、何か考えられない、考えたくない
気持ちがあるけど

それを親に言うことができないのです。

「どうでもいい」とか「一生ニートでいい」
という子ども達も同じです。

どうせ話しても無駄だ、と思っているのでは
ないでしょうか。

子どもが欲しいもの

学校に行かれなくなっている子、
何年も引きこもっている方、
ご飯を食べるのが怖い子、

どの子も言葉や態度の裏にある
本当の気持ちに気づいて

ただ受け容れて、分かって欲しいのです。

平気そうな顔をしていても、
将来のことを考えると怖くて怖くて
しかたがないのです。

だから、正論やアドバイスは要らないから
ただ受け容れて欲しいのです。

「怖いよね、辛いよね、でも大丈夫だよ。
 そのままのあなたでいいんだよ。」

って、そう言って認めて欲しいのです。

「そんな事したら、余計にいい気になって
 甘えて何もしなくなる!!」

と思いますか?

そんな心配はご無用です。
親が思うより子どもは考えています。

親が枝葉の言葉や態度を真に受けず
根っこを分かろうとしたら

子どもは自分から本音を話して
くれるようになってきます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!