不登校・ひきこもり・摂食障がいからの脱出④~原因側に立つ

原因側と影響側

NLP (Neuro-Linguistic-Programing)、神経言語プログラミングという
『脳のトリセツ』とも言われる実践心理学があります。

私は全米NLP協会認定トレーナーですが、
娘が不登校のときにはNLPから学ぶことが多々ありました。

その中でも大切にしているのが、人の立つ2つの立ち位置のことです。
それは。。。

原因側と影響側

影響側は「仕事がうまくいかないのは上司が悪いから」
「夫が高圧的だから私は不幸だわ」
「子どもが学校に行かないからお先真っ暗」

などなど、いつも誰かの影響を受けている立ち位置で
言ってしまえば、よくない現状は他者のせいだ
としている立ち位置のことです。

ここにいると、相手が良ければ私も良し。
相手がダメなら私もダメ、と

自分の人生のハンドルを握っていない状態です。

これに対して原因側は

どんな状況であっても、自分にもできることが
あるのではないか?

どんなことにも責任の一端はある、
どんなことをすればいいのだろうか、と
考える立ち位置です。

選択

どちらの立ち位置が良い、悪いではないのです。
どちらも選べるということです。

とてもとても辛いときには、誰かの、或いは
何かのせいにしなければ
自分の心が保てないこともあります。

そんなときには、影響側にいてもいいのです。

でも、少し落ち着いたら思い出してほしいのです。
もう一つの立ち位置があった、と。

ずっと影響側にいても、現状は何も変わりません。

影響側に居るときの思考は「why」どうして?です。

どうして、なんで、と言うときは理由を聞きたいより
責めているときです。

これに対して原因側の思考は「how」どうしたら、です。

どうしたら現状を変えられるんだろう。
どうしたら何うまくいくんだろう。

「なんで」はいつまでたっても過去に意識が向いているけど
「どうしたら」は未来に向いていますよね。

あなたは原因側と影響側、
どちらを選びますか?

今はつらくても

今、とてもとても辛い思いをしている方、
影響側にいるかもしれませんね。

でも、あなたは選択できるのです。

自分で人生のハンドルを握ることもできるのです。

親子関係だと、そうは言っても切り離せない、
と思うかもしれません。

切り離せないのは、子どもの人生に入り込み
過ぎているのかもしれません。

あなたの人生はあなた自身のものです。
同じように・・・

子どもの人生も子どものもの。
あなたが思う以上に、お子さんの
未来を切り拓く力は大きいのです。

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