不登校、ひきこもり、摂食障がいからの脱出⑦~長引く不登校児に親ができるサポート(小学生)

子どもの不登校が3ヶ月、4ヶ月、半年。。。と長引くと
見守ろう、子どもの心に寄り添おう、そう決めたのに

「このままで本当にいいのだろうか」
「ただ楽をしたいだけなんじゃないか」

そんな気持ちが湧いてきて不安になりますよね。

せっかく子どもに無用に叱ることも減ってきて
子どもにとって家の中は安心な場所だ
と思えるようになってきたのに、

またイライラしたり、登校刺激してみたくなったり

こんなとき、どうしたらいいのでしょうか。

小学生の場合

休んで半年、1年、1年以上にもなります、
という方も少なくありません。

小学生の場合は、「どうしたいか?」と聞いても
自分がどうしたいのか、どうすればいいのか
わからない場合がほとんどです

「本当は学校に行きたい」

と言うことがあれば、様子を見てどんなサポートができるか
本人に聞いた上で先生と相談すると良いでしょう。

・放課後先生のところに行って遊ぶ
・給食だけ食べて帰って来る
・別室登校してそこで好きにしている
・別室からオンラインで繋いで授業を聴く
・保健室登校

などなど、学校によって、先生によって
様々な配慮をしてくれます。

注意すべきこと

子どもの気持ちを無視して、どんどん進めないことです。
何からならできるのか?

子どもは言語化がまだうまくできませんから、
幾つか選択肢を出して並べ、本人に選ばせた方がいいでしょう。

子どもが「本当は学校に行きたい」と言ったとしても
それを真に受けて大喜びし、すぐに連れて行く準備などしないことです。

子どもの「行きたい」は往々にして

「行かなければいけないと分かっている」

という意味だったり、両親が喜ぶから
そう言っているだけ、ということもあります。

準備万端にしたのに動く気配がない、というときは
まだエネルギーが溜まっていないということ。

また、学校の話題を出すと表情が曇る、という場合も
まだまだエネルギー不足です。

無理せずエネルギーを溜めることに
注力しましょう。

家で元気にしているからといって
学校に行くエネルギーは別ものです。

他にできることは?

フリースクールやサポート校など
最近は個人で運営しているところや

塾などが経営しているところもありますね。

登校刺激やコントロールをするのではなく、
情報を集めておくのは大切です。

小学生はまだ、言語化がうまくできなかったり
そもそも知識がありません。

中、高校生よりも丁寧に介入していく必要があります。

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