不登校でも高校進学は可能です | 春に立ち止まる子どもの今と向き合うには?

穏やかな季節になりました。まわりの子は新学年に慣れたころだったり高校へ進学して新しい生活を楽しんでいたりするころかもしれませんね。それなのに、我が子だけが立ち止まっているように見える…

そんな現実に、親御さんは「このままで大丈夫かな」と不安になっていませんか?不登校の状態は、決して「止まっている」わけではありません。目に見えないところで、確かにお子さんは成長し続けています。

リコ

不登校でも高校進学は可能です!焦らずに今のお子さんと向き合う時間こそが、未来へつながる大切な土台となりますよ。

今できるお子さんへの向き合い方を、一緒に考えてみませんか?

不登校でも高校進学はできる

まわりの同級生が新学期や高校進学で新しい環境を楽しんでいる姿を想像すると、不登校のお子さんを持つ親御さんは焦りや不安を感じてしまいますよね。

「このままで将来は大丈夫なのか」
「高校には行けるのだろうか」

そういった心配は尽きないでしょう。

しかし、不登校の状態にあっても、高校進学への道は決して閉ざされていません!多様な選択肢があることを知っておいてくださいね。

例えば、通信制高校への進学もあります。通信制は自分のペースで学習を進められるのが大きなメリット!登校日数が少なく、自宅での学習が中心となるため、人間関係や環境の変化に敏感なお子さんにとって心理的負担が軽減されます。

高校へ行けなくても、その後学習意欲が出てきて大学進学といった目標ができたら、高卒認定試験を受けるといった選択肢もあります。学校に通わずに高校卒業と同等の資格を取得でき、試験に合格すれば大学受験資格が得られます。

学校という枠組みになじめないけれど、学習意欲のあるお子さんにとっては心強い選択肢になりますよね!

リコ

理子塾で学ばれた方のお子さんも、これらの選択肢から自分に合った進路を見つけ、充実した日々を送っている子がたくさんいます。

日本では「4月入学」が当たり前と思われがちですが、実はそうではありません。通信制高校では、年に複数回の編入学の機会を設けています。通年で入学を受け付ける学校もあるんですよ。すなわち、お子さんの準備が整ったタイミングで入学できるということです!

また、高校入学のタイミングも「中学卒業後すぐ」である必要はありません。一度社会に出てから、あるいは心と体を休めて元気を取り戻してから、高校に進学するといった選択でもいいのではないでしょうか。

実際に、不登校を経験したあと、数年のブランクを経て高校に入学し、その後大学や専門学校へと進学した例は少なくありません。一般的な「レール」から外れることを恐れず、お子さんのペースを尊重することが大切です。今は動けなくても、心の準備ができたときに動き出せばいいのです。

大切なのは「できないこと」「動けない状態」に焦点を当てるのではなく「今できること」を積み重ねる姿勢です。不登校の期間は、決して無駄な時間ではありません。この時間が、お子さんの心の回復や自己理解を深める貴重な機会となり、将来をより確かなものにします。

リコ

その時間を焦らず見守り、お子さんが進みたいと思ったときにサポートする準備をしておいてくださいね!

不登校・引きこもりの子の親のかかわり方についてはこちらのブログでもお伝えしています。併せて読んでみてくださいね♪

見えないけれど子どもはちゃんと育っている

学校に行かず家にいるお子さんを見ていると、親御さんは「このまま何も変わらないのでは?」と不安を感じやすいものです。朝はベッドから起き上がらず、昼間はゲームやスマホに没頭し、夜更かしを繰り返す日々。

一見すると時間が止まっているように見えるかもしれません。しかし、実際には目に見えないところで、お子さんは確実に成長しています!その姿が現れるまで、少し時間がかかるだけなのです。

無理に前に進もうとすれば、心はさらに疲弊します。立ち止まるのは、傷ついた心を癒し、自分自身を取り戻すために必要な時間。心の傷が癒えないまま次のステップに進むのは、骨折した足でマラソンを続けるようなものかもしれません。

一般的に社会では「動く」ことや「がんばる」ことが評価されがちです。しかし、心の成長においては「動けない時期」も大切な過程です。親御さんには「動けるようになる前の準備期間」という視点をぜひ持ってもらいたいと思います。

外から見ると何も変化がないように思えても、お子さんの内側ではさまざまな準備が進んでいるんですよ。自分の感情や考えと向き合ったり、自分の興味や関心を再発見する時間であったり。ですから、新たな1歩を踏み出す勇気を蓄える時間と捉えてみてはどうでしょうか。

お子さんの中で育まれていく変化は、いつか必ず目に見える形で現れます。その時期や形は一人ひとり違って当然です。今は見えなくても、確かに成長は続いていますから、どうか安心してください。親御さんができるのは、その成長を信じて見守り、変化の芽を大切に育てることです。

親にできるのは、今この時間を肯定すること

不登校のお子さんを持つ親御さんにとって、最も難しいのは「待つ」ことかもしれません。特に春は、入学式や始業式のニュースが流れ、SNSには新しい制服を着たお子さんの写真や親御さんが作るお弁当の写真などがあふれます。これ、見ているとなんだか虚しくなりませんか?

「うちの子だけが取り残されている…」といった焦りや不安が強まりやすい季節かもしれませんね。

リコ

しかし、この「立ち止まっている時間」こそ、親御さんがお子さんに寄り添い、共に過ごすべき貴重な時間ですよ!

親御さんから「何もしないで一緒にいるだけでいいの?」といった質問をよく受けます。答えはシンプルです。はい、それだけで十分です笑。

ただそばにいて、お子さんが話したいときに話を聴き、一緒に笑い、時には一緒に黙っている。それが、お子さんの心の安全基地「セキュアベース」となります。

人生のスタートラインは人それぞれ違います。桜が咲く季節に新しい一歩を踏み出せなくても、夏に芽吹く植物があるように、秋に花開く才能があるように、お子さんの成長にも独自のタイミングがありますからね。「今」の時間を大切にすれば、お子さんは自分のペースで前に進む力を蓄えていきます。

「あなたのままでいいんだよ」と伝え続けること。その言葉が、お子さんの心の奥底に届き、いつか大きな力になるはずです。

まとめ | 立ち止まっているように見える今が、やがて未来につながる!

不登校のお子さんが「立ち止まっている」時間は、決して無駄な時間ではありません。高校進学できないかも…と落胆する前に、通信制高校や高卒認定試験など多様な進学の道があることを忘れないでください。

目に見えなくても、お子さんの内側では確かに成長が続いています。この時期は心の回復と準備の大切な時間。親御さんができるのは「あなたのままで大丈夫」というメッセージを送り続けることです。

リコ

焦らず、比べず、お子さんのペースを尊重してくださいね。どうか、不登校の時期をお子さんの未来を支える強い土台づくりの時間にしてください。

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