不登校は乗り越えようとしなくていい! | 親御さんに伝えたい大切な視点

「不登校をなんとか乗り越えさせてあげたい」と思っていませんか?
でも、その「乗り越えさせなければ」という気持ちが、実はお子さんをさらに苦しくさせてしまっているかもしれません。
リコ不登校を乗り越えようと思うのをやめたとき、親御さんもお子さんも、ふっと心が軽くなりますよ。
今回は、不登校のお子さんを持つ親御さんにぜひ知っておいてほしい大切な視点をお伝えします。最後まで読み進めてくださいね。
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「不登校を乗り越える」ってどういうこと?
「不登校を乗り越える」という言葉を聞いたとき、親御さんはどんな状態を思い浮かべるでしょうか?
毎朝、元気に学校へ行けるようになった
以前のように友達と楽しそうにしている
勉強の遅れを取り戻して次の進路を真剣に考えている
多くの親御さんが、こうした状態を「乗り越えた姿」としてイメージしているのではないでしょうか。
お子さんを思うからこそ、不登校を乗り越えて何とかしてあげたいと必死になる。その気持ちは、とても自然で愛情そのものだと思います。
でも、少し立ち止まって考えてみてください。
「乗り越える」という言葉には、「困難を克服して終わらせる」というニュアンスがあります。「不登校を乗り越えなければ」と考えるとき、その裏には「不登校は早く終わらせるべき問題だ」という前提が隠れているんですね。
実はそれが、親御さんの気持ちを焦らせ、お子さんにプレッシャーを与えている場合があるのです。お子さんは、親御さんの表情や雰囲気をとても敏感に感じ取っています。
乗り越えてほしい気持ちが態度に出てしまうと、お子さんは「乗り越えられない自分は親を失望させてしまっている」とさらに落ち込んでしまいます。
リコ「乗り越えなければ」という気持ちは、親御さんの愛情から生まれるものです。でも、その焦りをいったん手放してみると、お子さんとの関係がぐっと楽になりますよ。
「乗り越えさせなければ」という気持ちを手放して不登校を受け容れると、どんな変化が起こるのでしょうか。こちらのブログでくわしくお伝えしていますので、ぜひ読んでみてくださいね。

不登校は「乗り越えるもの」ではありません
私がお伝えしたいのは、不登校はお子さんの人生の一部だということです。失敗でもなければ克服すべき試練でもありません。今のお子さんに必要な時間であり大切な経験なのです。
「乗り越える」という言葉には、ゴールが設定されています。到達したら成功、到達できなければ失敗。そういう見方をしてしまうと、いつ終わるかわからない不登校はただ苦しいだけになってしまいます。
お子さんが不登校になったのは、心が「もう限界だ」と声を上げたから。それは弱さではなく、自分を守ろうとする正常な反応です。その声に耳を傾けず、乗り越えることだけを急いでしまうと、心が十分に回復しないまままた無理をさせてしまうことになります。
本当の意味での不登校からの回復とは、学校に戻ることではなくお子さんが自分らしく動き出せるようになることだと私は思っています。それがいつどんな形でやってくるかは、お子さんによって違うでしょう。でも、日々の親御さんの関わりが、必ずその力を育てていきます。
リコ実際に、私の娘も不登校を経験しました。でも娘は「不登校を乗り越えた」という感覚を持っていません。不登校の時間も含めて、自分の人生を歩んできた感じなのだと思います。
不登校の経験は、お子さんの人生から切り離せるものではありません。「早く乗り越えなければ」という気持ちを手放す。それだけで、親御さんとお子さん、両方の心がふっと軽くなりますよ。
不登校の時間を焦らず、お子さんを心から信じる親になるためのヒントをこちらのブログでもお伝えしています。ぜひ、あわせて読んでみてくださいね。

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お子さんとともに歩む親御さんに今日からできること
では、お子さんとともに歩むために具体的に何をすればいいのでしょうか?ここでは大切な3つのことをお伝えします。
①「解決モード」から「寄り添いモード」へ切り替える
親御さんが「不登校を解決しなければ」と思っているとき、頭の中は常に解決策を探している状態です。
「フリースクールはどうだろう?」
「カウンセリングに連れて行った方がいいかな?」
もちろん、そうした行動が必要なときもあるでしょう。でも、常に「解決しなければ」の目線でお子さんを見ていると、お子さんは自分に問題があると感じてしまうんですね…
答えを出そうとするのをいったんやめて、今のお子さんのそばに寄り添ってあげてください。「一緒にいるよ」「味方だよ」という姿勢でいること。それだけで、お子さんは安心できるものです。
②お子さんのペースを信じて待つ
お子さんの様子には波があります。昨日は元気だったのに、今日はまたふさぎ込んでいる。そんな日があっても、それは決して後退しているわけではありません。長い目で見ると、確実に前に進んでいます。
信じて待つとは、何もしないことではありません。お子さんが動き出そうとしたとき、すぐそばで支えられる準備をしながら、どっしりと構えていることです。
「待つ」「見守る」とはどういうことか?本当の意味と具体的な方法については、こちらのブログでさらに詳しくお伝えしています。

③親御さんも自分の人生を楽しむ
これは意外に思われるかもしれませんが、親御さんが自分の人生を楽しんでいることが、お子さんの心の回復にとても大切なんです。
お子さんが不登校のとき、親御さんも笑顔をなくしてしまうご家庭は少なくありません。親御さんが暗く沈んでいると、お子さんは「自分のせいで親が苦しんでいる」という罪悪感をさらに深めてしまいます。
趣味を楽しむ時間を作る、友人とランチに行く、好きな音楽を聴く。どんな小さなことでも構いません。親御さんが好きなことをして笑顔で過ごしている姿が、お子さんへの「人生は楽しんでいいんだ」というメッセージになりますからね。
リコお子さんのことが心配で、自分のことを後回しにしてしまう親御さんはとっても多いです。でも、親御さんの笑顔こそがお子さんに安心を届けるのです。
まとめ|不登校は乗り越えなくていい!
不登校は、乗り越えなければならない問題ではありません。お子さんの人生の一部であり大切な時間です。「乗り越える」というゴールを手放したとき、親御さんの心はふっと軽くなり、その軽さがそのままお子さんへの安心感として伝わっていきます。
今日もお子さんのそばにいる。それだけで十分かもしれません。
リコ「乗り越えなくていい」と気づいたとき、親御さんもお子さんも本当の意味で前に進み始めます。焦らなくて大丈夫!
『家族心理ニューロアカデミー』(愛称:ファミニュー/旧 理子塾)では、同じ悩みを持つ親御さんが集まっています。焦りを手放して、今のお子さんとの関わり方を一緒に考えていきましょう!いつでもお気軽にご相談くださいね。
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