不登校のお子さんの話を聴いているつもりになっていませんか?

「うん、うん」と返事をしながら、スマホを見ていた。
「そうなんだね」と言いながら、夕食の準備を続けていた。
話しかけてくるお子さんに、ついそんな対応をしてしまったこと、ありませんか?

実はそのとき、お子さんは「ちゃんと聴いてもらえていない」と感じ取っているんです。
「聴いているつもり」と「本当に聴く」の間には、大きな違いがあります。今日はその違いと、お子さんが受け容れてもらえたと感じられる聴き方をお伝えします。

リコ

お子さんの話を「真剣に聴く」ということがとても大切なんです。ぜひ読み進めてみてくださいね。

\一人で悩まないで大丈夫/

👆LINE登録で無料相談に申し込めます!

「聞く」と「聴く」の違いとは

日本語には「きく」という言葉に「聞く」「聴く」の二つの漢字があります。
「聞く」は、音や声が耳に入ってくること。意識しなくても、そこにいれば自然に入ってくる受動的なものです。
「聴く」は、相手に意識を向けて、気持ちや言葉をしっかり受け取ること。耳だけでなく、心ごと向き合うイメージです。
返事をしていても、心が外に向いていると、それは「聞いて」はいても「聴いて」はいない状態なんです。

不登校のお子さんは、親御さんの態度や気持ちをとても敏感に感じとっています。「ちゃんと聴いてもらえているか」を、言葉以上に空気で察しているんです。だからこそ「聴く」という姿勢がお子さんの安心感に直結するんです。

リコ

「聴く」は技術ではなく、姿勢です。難しく考えなくて大丈夫ですよ。

お子さんの安心感をつくる関わり方についてはこちらの記事で詳しくお伝えしています。ぜひ読んでみてくださいね。

アドバイスしたくなるのは親御さんの愛情からくるもの

お子さんが話してくれたとき、こんな言葉が出そうになることはありませんか?

「それは〇〇したらいいんじゃない?」
「そんなふうに考えなくていいよ」
「でもね……」

話の途中でアドバイスしたくなる、解決策を伝えたくなる——これはお子さんをなんとかしてあげたいという、親御さんの愛情からくる自然な反応です。決して悪いことではありません。

また、親御さんが全く興味のない話を延々とされる場合も、聴いているうちにつらくなってしまうことがあります。それも、当然のこと。

ただ、話の途中で言葉を挟まれたお子さんは、こう感じていることが多いんです。

「最後まで聴いてもらえなかった」
「どうせわかってもらえない」
「もう話したくない」

伝えたかったのはアドバイスではなく「大丈夫だよ」というメッセージだったはずなのに、お子さんには届かなくなってしまう。聴いてもらえなかったと感じたお子さんは、心を閉ざしてしまいます。

では、どうすればいいのでしょうか。大切なのは、お子さんの話を最後まで聴ききることです。もう少し詳しくお伝えしますね。

リコ

アドバイスしたくなる気持ち、よくわかります。でも、お子さんは話を聴いてほしいだけなんです。

最後まで聴ききることが大切です

「最後まで聴ききる」といっても、特別なことは何もありません。こんな聴き方でOKなんです。

家事をしているときは手を止めて、お子さんの方に体を向ける
「うん、うん」「そうなんだね」と相槌を打ちながら受け取る
お子さんの話を遮らずに最後まで聴く

アドバイスも、解決策もいりません。ただただ聴く。それだけでいいんです。

話し終えたお子さんは、こう感じます。
最後まで聴いてもらえた」「わかってもらえた」その感覚が、お子さんの心に安心感をつくっていきます。

最初はうまくできなくても大丈夫です。「今日は最後まで聴ききれた」という日が少しずつ増えていくだけで、お子さんとの関係は少しずつ変わっていきますよ。

リコ

出かける間際に話しかけてくるお子さんには「今は出かけないといけないから、帰ってきたらゆっくり聴かせてね」と伝えてみましょう。

たった7日で親子関係が変わり始めます/
👇第一歩を踏み出してみませんか?

お子さんから責められても受け止める

不登校のお子さんの話を聴いていると、過去に親御さんから受けた心の傷や、愛情不足への不満が出てくることがあります。

あのときお母さんが〇〇したから、私はこうなった
「どうせわかってくれない」

これは「トラウマ返し」と呼ばれる現象で、子どもが成長して自己主張できるようになったタイミングで、それまで抑えていた苦しみが「怒り」として噴き出すことがあるんです。

こんな言葉を聞かされたとき「そんなことない!」と言い返したくなったり、涙が出そうになったり、胸が締め付けられたりするのは自然なことです。

でも、反論や言い訳をせずに「そうだったんだね」「つらい思いをさせたね」と受け止めてあげてください。

もし過去の関わり方に思い当たることがあれば、真摯に謝ることも大切です。お子さんの気持ちを「そうだったんだね」と受け取ること。それがお子さんの心を少しずつ解きほぐしていきます。

リコ

「トラウマ返し」はお子さんが回復に向かっているサインでもあります。しっかり受け止めてあげてくださいね。

親子関係がよくなる関わり方については、こちらの記事でも詳しくお伝えしています。ぜひお読みになってくださいね。

話を聴いてもらえた子どもは自分で動き出す

聴く」ことが、なぜそれほど大切なのでしょうか。

お子さんが話を最後まで聴いてもらえると「自分の気持ちは受け容れてもらえる」「ここにいていい」と感じます。この感覚が積み重なることで、お子さんは自己受容できるようになっていきます。

自己受容とは、うまくいかない自分も、学校に行けない自分も、「これでいいんだ」と受け容れられる感覚のこと。その土台ができてくると、お子さんは自分のペースで少しずつ動き出せるようになっていきます。

親御さんがお子さんの話を最後まで聴ききること。それだけでお子さんの心は少しずつ回復していきますよ。

リコ

聴いてもらえた経験が、お子さんの「自分は大丈夫」という感覚をつくっていきます。焦らず、ただ聴いてあげてくださいね。

まとめ|聴き方を変えるだけでお子さんとの関係が変わります

不登校のお子さんの話を最後まで聴ききること。これは、とても大切な関わり方のひとつです。

途中でアドバイスしたくなるのは自然なことですが、まず聴ききることで、お子さんは「わかってもらえた」と感じられるようになります。

その積み重ねが、お子さんの自己受容の感覚を育て、自分のペースで動き出す力につながっていきますよ。

今日から、お子さんが話しかけてきたときは、手を止めて最後まで話を聴いてみてくださいね。

リコ

一人で抱え込まないでくださいね。悩んだときは、家族心理ニューロアカデミー(ファミニュー)にぜひご相談ください。

\同じ悩みを持つママたちが集まる場所/

👆LINE登録で無料相談に申し込めます!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!