不登校で学歴はどうなる?高校卒業までの6ルート

お子さんが不登校になると、親御さんの頭をよぎるのが「このままだと学歴もないし就職できないかも」という不安ではないでしょうか。
夜、子どもが寝たあとにスマホで「不登校 学歴」と検索してしまう。そんな夜を過ごしている方は、たくさんいらっしゃいます。
先に結論をお伝えします。不登校になっても、学歴が途絶えるわけではありません。高校を卒業する方法は6つあり、大学へ進む道も閉ざされていません。
ただ、こうも思うんです。選択肢の一覧を見せられても、不安は消えないですよね。それは情報が足りないからではなく、不安の正体が進路の話ではないからです。
そこでこの記事では、まず知っておくべき事実と選択肢を整理したうえで、「それでも不安が消えないのはなぜか」というところまでお伝えします。ぜひ、最後までご覧になってください。
リコ不登校と学歴に関する親御さんのよくある悩みを整理しながら、どのようにお子さんと向き合えばいいのか、親としてできる関わり方をお伝えします。
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不登校だと学歴はどうなるのか
漠然とした不安をほどくには、事実から入るのがいちばんです。「学歴がなくなる」と一言で言っても、実際にどこで何が止まるのかは、段階によってまったく違います。
小中学校は不登校でも卒業できる
まず、いちばん多くの親御さんが心配されているところから。
小学校・中学校は、不登校であっても卒業できます。
義務教育は「保護者が子どもに教育を受けさせる義務」であって、出席日数によって卒業の可否が決まる仕組みにはなっていません。卒業を認めるかどうかの判断は校長先生に委ねられており、実際には、ほとんど登校していなくても卒業証書は授与されます。
制度上は原級留置(いわゆる留年)もありえますが、本人や保護者が希望するようなケースを除けば、まず行われていません。
つまり、中学校卒業という学歴は、今のままでも手に入ります。ここは安心してください。心配が本当に必要になってくるのは、その先の話です。
「学歴が止まる」可能性があるのは高校からです
高校からは、義務教育ではなくなります。ここで初めて「入らなければ進めない」「単位が足りなければ卒業できない」という条件が出てくるんですね。
つまり、親御さんが恐れている「学歴が止まる」は、正確には「高校に入れない、あるいは高校を続けられない」という心配です。
そう言い換えると、やるべきことがはっきりします。漠然と「将来が心配」と考え続けるより、高校を卒業する方法にどんなものがあるかを知るほうが、ずっと現実的です。それをのちほど6つ挙げます。
そしてもうひとつ。高校は入学の時期を選べます。中学卒業後すぐでなくても、1年空けてからでも、20代になってからでも入れます。「今年の受験に間に合うか」は、人生の期限ではありません。
出席日数と内申点が影響するのは「全日制の一般入試」だけ
「欠席が多いと高校に行けない」と聞いて、不安になっている方も多いと思います。ここは正確に整理しておきましょう。
出席日数や内申点(調査書の評定)が合否に影響するのは、主に全日制高校の一般入試です。逆に言えば、それ以外のルートでは影響が小さいか、まったく問われません。
- 通信制高校・定時制高校 … 学力検査や面接が中心で、欠席の多さで不利になりにくい
- 高卒認定試験 … 出席日数も内申も一切関係ありません
- 全日制でも … 自治体によっては不登校の生徒を対象とした選抜枠や、欠席の事情を説明する自己申告書の提出が認められている場合があります
都道府県やその学校によって違いますし、制度も年々変わっています。「うちの子はもう無理」と決める前に、お住まいの都道府県教育委員会が公表している入試要項を一度ご覧になってみてください。

高校卒業までの6つのルート
ここからが本題です。高校を卒業する(あるいは大学受験資格を得る)方法を、6つに整理しました。
大切なのは、この6つを今すぐ選ぶことではありません。「こんなに道があるんだ」と知っておくだけで十分です。選ぶのはずっと先、お子さんの元気が戻ってからで構いません。
ルート1|全日制高校(不登校枠・推薦を使う)
全日制高校は、もっとも一般的な毎日通う高校です。
「欠席が多いから無理」と諦めてしまう方が多いのですが、前章のとおり、自治体によっては不登校の生徒を対象とした選抜の仕組みがあります。学力検査の比重が高い学校を選ぶ、面接や作文で評価される学校を選ぶ、といった方法もあります。
ただし、入学後に毎日通うことが前提になります。入れるかどうかより、入ったあと続けられるかで考えてあげてください。中学校でエネルギーを使い果たしている状態で全日制に進むと、高校で再び行けなくなるケースがあります。
ルート2|通信制高校
通信制高校は、自宅での学習(レポート)を中心に、決められた回数のスクーリング(登校)とテストで単位を取っていく高校です。卒業すれば、全日制とまったく同じ「高校卒業」の資格になります。
不登校を経験したお子さんにとって現実的な選択肢で、通う頻度も、週1日から週5日相当まで幅広く選べます。近年は生徒数が増え続けており、珍しい進路ではまったくありません。
一方で注意点もあります。自宅学習が中心なので、自分でペースを作れないと単位が溜まりません。「通わなくていい」ではなく「自分で進める」学校だと考えておくと、入学後のギャップが小さくて済みます。
通信制高校については以下の記事で詳しくお伝えしていますので、そちらもご覧くださいね。

ルート3|定時制高校
定時制高校は、1日の授業時間が短い高校です。夜間のイメージが強いかもしれませんが、今は午前部・午後部といった昼間の定時制も増えています。
授業時間が短いぶん、体力や生活リズムに不安があるお子さんでも通いやすいのが利点です。学び直しから始められる学校もあります。
卒業までは3年または4年。同じ教室に幅広い年齢の人がいることが多く、「同級生と比べられる」場面が全日制よりずっと少ないのも、お子さんによっては大きな救いになります。
ルート4|高等専修学校・高等専門学校
このルートは、性格の違う2つが並んでいるので分けて説明しますね。
高等専修学校は、中学卒業後に入る専門学校です。調理、美容、情報、福祉など、早い段階から実技を中心に学びます。勉強そのものより「何かを作る・技術を身につける」ことに向いているお子さんに合うことがあります。大学入学資格付与指定校であれば、卒業後に大学受験もできます。
高等専門学校(高専)は、中学卒業から5年間かけて主に工学系を学ぶ学校です。ただし入試の難度は高く、不登校の受け皿という位置づけではありません。理数系が突出して得意なお子さんの選択肢のひとつとして知っておく、くらいの温度感で大丈夫です。
ルート5|高卒認定試験(高校に行かずに大学受験資格を得る)
高等学校卒業程度認定試験(高卒認定・旧大検)に合格すると、高校に通わなくても大学・短大・専門学校の受験資格が得られます。満16歳以上であれば受験でき、試験は年2回。一度に全科目を合格する必要はなく、合格した科目は次回に持ち越せます。
そして、ここは正直にお伝えしておかなければなりません。高卒認定は「高校卒業」の学歴にはなりません。合格しただけでは、最終学歴は中学校卒業のままです。大学等に進学して卒業すれば、学歴はそちらで更新されます。
とはいえ、「高校に通えない」と「大学に行けない」を切り離せる制度であることに変わりはありません。この道があると知っているだけで、親御さんの視野はかなり広がるはずです。
ルート6|今の高校に在籍したまま卒業を目指す
すでに高校生のお子さんが不登校になっている場合は、辞める前に確認していただきたいことがあります。
多くの高校では、欠席が続いても補習・追試・レポートなどで単位を認めてもらえる可能性が残されています。「もうダメだ」と思っている状態と、実際の在籍状況にはズレがあることが少なくありません。
まずは担任の先生に、進級・卒業に必要な出席日数と単位が今どうなっているのかを数字で確認してみてください。転校や退学を考えるのは、そのあとでも遅くありません。

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大学進学も閉ざされていません
「高校は何とかなるとしても、大学は無理でしょう」と思われるかもしれません。でも、ここも道はあります。
総合型選抜(旧AO入試)は不登校の経験が不利になりにくい
大学入試には、大きく分けて一般選抜・学校推薦型選抜・総合型選抜の3つがあります。このうち総合型選抜(旧AO入試)は、不登校を経験したお子さんと相性がいい入試です。
理由は、評価の中心が学力試験の一点勝負ではないからです。志望理由書、面接、小論文、プレゼンテーションなどを通して、「何に興味があるのか」「入学後に何をしたいのか」を見る入試なんですね。
不登校の期間に打ち込んだこと(プログラミング、絵、動画編集、読書、ゲーム制作、など)が、そのまま語れる材料になります。学校に通っていた3年間より、家で夢中になっていた3年間のほうが語れることが多い、というお子さんは実際にいます。
ただし、大学によっては出願要件に評定平均や出席日数を課している場合があります。「総合型選抜なら誰でも大丈夫」ではありません。志望校が決まってきたら、募集要項を1校ずつ確認する必要があります。
通信制・高卒認定から大学に進んだ人は珍しくない
「通信制高校や高卒認定から大学へ」というルートは、もはや例外ではありません。
大学の側から見ると、出願書類に書かれるのは「高等学校卒業」または「高等学校卒業程度認定試験合格」という事実だけです。そこに全日制か通信制かの区別はありません。
もちろん、入学後に必要な学力は自分で積む必要があります。ただ、「不登校になった時点で大学が消えた」わけではないのは確かです。
そして忘れないでいただきたいのは、進学のタイミングは自由だということ。現役でなくてもいい。20代、30代、40代で大学に入り直す方は珍しくありませんし、社会人入試という入口もあります。「今年」に間に合わなかったことは、失格ではないんです。
不登校と学歴への不安|なぜ親は気になるのか?
ここまで、事実と選択肢をお伝えしてきました。
でも、おそらく多くの親御さんは、読み終えてもまだ胸のあたりがざわついているのではないでしょうか。ここからが、この記事の本題です。
親世代の「高学歴=安心」という価値観
親御さん自身が「良い大学に入って、良い会社に入るのが正解」といった環境で育っていると、その価値観が無意識のうちに自分の子育てにも反映されます。
当たり前に学校へ通い、高校・大学へ進学して就職する。このルートに乗れないと…
「このままでは社会から取り残されてしまう」
と感じてしまうんですね。
しかし今の社会は、必ずしも学歴が人生を決定づける時代ではなくなっています。大企業に入るための「パスポート」としての学歴ではなく、自分の得意なことや興味のある分野を深めていく姿勢が重視されつつあります。
リコそれでも「うちの子だけがレールから外れてしまっている」といった強い不安はどこからきているのでしょう?
学歴や世間の評価に悩む親御さんには、こちらの動画もぜひ見ていただきたいです。日本の子どもたちが抱える見えない苦しみについてお伝えしています。
学歴不安の裏にある「親の自己否定感」
学歴への不安は、実は親御さんの自己否定感と深く関係しています。
「学校に行けないのは、私の育て方が悪かったから?」
「社会に適応できない子にしてしまった…」
このように自分を責めてしまうと、学歴への焦りがさらに強くなってしまいます。
なぜなら、親は「自分のせいで子どもが困っている」と感じると、その罪悪感を何とかしようとするからです。そして「しっかり勉強させなければ」と考えるようになるんですね。
しかし、これは逆効果になるかもしれません。学校で既に困っている子どもにとって、親からの勉強のプレッシャーはさらなる重荷となってしまうからです。
親の「何とかしてあげたい」という気持ちが、かえって子どもを追い詰めてしまう…ということです。
お子さんの将来を真剣に考えているからこそ
「勉強しなさい!」
「せめて学校へ行って!」
と声をかけたくなる。しかし、これは決して悪いことではないんですよ。誰しも自分の育て方に自信を持ちたいし、子どもに幸せになってほしいと願っているから。
けれど、親御さんの不安や価値観をそのままお子さんに当てはめてしまうと、本来その子が持っている「自分らしい進路」や「生き方の選択肢」を狭めてしまうことに。
「選択肢はある」と知っても不安が消えないのはなぜか
高校卒業までの6つのルートを読んでも、まだ落ち着かない。その感覚は、正常です。
理由はシンプルで、親御さんが本当に心配しているのは進路ではないからなんです。
進路の情報は「高校を出られるか」「大学に行けるか」には答えてくれます。でも、親御さんが夜中に検索しているとき、本当に知りたいのはそこではありませんよね。
「この子は、この先ひとりで生きていけるのか」
「私がいなくなったあと、この子は大丈夫なのか」
これが不安の招待で、進路情報はこの問いには答えられません。だからいくら調べても安心できない。
では何が答えになるのか。それは、この子が困ったときに人に相談できるか、自分で自分を回復させられるかといった力のほうです。そして、その力が育つ場所は学校ではなく家庭です。
だから、学歴の心配をいったん脇に置くことには意味があります。放り出すのではなく、優先順位を入れ替えるということ。今この時期にお子さんが取り戻すべきものは、単位ではなく、エネルギーと安心感なんです。
不登校だと学歴がなくなる?
改めて、この問いに戻ります。答えはここまでにお伝えしたとおり「なくなりません」。ただ、そのうえで知っておいていただきたい視点が3つあります。
リコ選択肢は昔よりも多様になっていますよ!
「学び直し」はいつからでもできる
不登校のお子さんの学校に通えない現実が、すぐに「学歴なし」にはつながりません。たとえば、通信制高校は、登校日数を抑えながら自宅で学習を進めることができます。不登校の子どもたちにとって1つの選択肢になりますよね。
さらに、高校へ通えなかったとしても高卒認定試験に合格すれば、大学受験の資格が得られます。また、大学進学を目指すにしても、決して現役にこだわる必要はありません。
一度立ち止まり、心身の状態が整ったあとで再び勉強を始めるといった選択肢もありですよね。40代、50代になってから大学で学んでいる方も意外に多いんですよ。
進学だけがゴールじゃない時代
「良い高校に入って、良い大学に行く」だけが進路の”正解”だった時代は、終わりを迎えているのではないでしょうか。だからといって、高学歴が悪いといっているわけではありません。
私は、今は自分の興味や関心、得意なことを活かして働く時代じゃないかなって思うんです。専門学校、インターンシップ、技能訓練、オンラインでのスキル習得など、「学歴」の枠にとらわれずにキャリアを築く道がどんどん広がっています。
実際に、企業の採用でも学歴フィルターは相対的に弱まってきています。何ができるか、どんな経験を語れるか。そちらを見る会社が増えているんですね。
「学び方」や「社会とのつながり方」は1つではありません。特に不登校のお子さんは、学校という枠に合わなかっただけで、本来の学ぶ力や探究心そのものを失ったわけではありません。
自己否定感が強い子に「勉強しなさい!」は逆効果
不登校のお子さんの中には、「自分なんてどうせダメだ」と思い込んでしまっている子も少なくありません。そんな状態のときに「勉強しなさい!」といわれると、ますます自己否定を深め、心を閉ざしてしまいます。
学びは、安心できる場所があってこそ再開します。家庭が安心安全の基地「セキュアベース」となることが、再び学びたい意欲につながります。まずはお子さんの心を守り、「今のままでも大丈夫だよ」と伝えること。それができるのは、誰よりも近くにいる親御さんの存在です。
セキュアベースについては、以下の記事で詳しく書いています。

リコ不登校の経験を通じて、その力をじっくり育てていきましょう。
お子さんが「自分は勉強ができない」「みんなより劣っている」という思いを強く抱えている場合は、以下の記事もご覧になってください。学歴の問題として扱うより、そちらのほうが根に近いことがあります。

今、親ができる4つのこと
最後に、明日から実際にできることを4つお伝えします。どれも「子どもを動かす」ためのものではありません。親御さんの側で完結することばかりです。
できること1|進路の情報は集めるが、子どもには出さない
進路情報を調べるのは、親御さんの仕事として続けてください。パンフレットを取り寄せる、説明会に親だけで行く、要項を読む。これは全部やっていいことです。
ただし、集めた情報をお子さんに渡すのは、本人が聞いてきたときだけにしてください。
学校に行けない状態の子にとって、パンフレットは「早く決めろ」というメッセージに見えます。テーブルに置いてあるだけでも十分プレッシャーになるんですね。
親が知っている、という状態を作っておけば十分です。本人が「高校どうしよう」と言い出したその日に、すぐ答えられる。それが最強の準備です。
できること2|「高校どうするの?」を口にする回数を決める
これは具体的な提案です。この質問を口にする回数を、あらかじめ決めてしまってください。
たとえば「月に1回まで」。それ以上は言わない。心配になっても言わない。決めておくと、聞きたくなったときに「あ、これは今言うことじゃないな」と一拍置けるようになります。
回数を決める理由は、この質問が親御さんの不安を下ろすために出ていることが多いからです。聞けば少し楽になる。でも、聞かれた側は毎回削られます。
不安を下ろす先は、お子さんではなく別の場所にしてください。パートナー、親の会、相談機関、あるいは私たちのような支援者。どこでもいいのですが、子ども以外にしてください。
できること3|締切のある手続き(出願・受験)だけ把握しておく
進路について、親御さんが本当に管理しなければいけないのは、実は締切だけです。
願書の受付期間、高卒認定試験の出願時期、説明会の予約開始日。この種の「その日を逃すと1年待ちになるもの」だけをカレンダーに入れておく。それ以外は、いつ考えても間に合います。
締切さえ押さえてあれば、あとは待てます。逆にここが分からないままだと、「もう手遅れかもしれない」という漠然とした焦りがずっと続いてしまうんですね。焦りの正体は、たいてい情報の不足です。
できること4|親自身の学歴観を、一度言葉にしてみる
最後は、少し勇気のいることかもしれません。
ご自身が学歴について何を信じているか、一度言葉にしてみてください。紙に書いても、パートナーに話しても構いません。
「大学を出ていないと苦労する」
「私は学歴で嫌な思いをしたから、この子にはさせたくない」
「高卒だと親戚に何か言われそう」
こうした本音は、口に出すまで自分でも気づいていないことがあります。そして言葉にしないままだと、それはお子さんへの態度としてそのまま出てしまうんです。
言葉にしてみると、「これは私の経験から来た恐れであって、この子の現実ではないな」と分けられることがあります。それができたとき、お子さんへの視線がふっと軽くなります。
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まとめ | 学歴よりも大切なのは安心感
不登校になると、「学歴がなくても社会に出れるの?」と心配になる親御さんは多いものです。でも今は、学歴だけで人生が決まる時代ではありません。大切なのは、何を学び、どう生きていくかです。
事実として、小中学校は不登校でも卒業できます。高校卒業までのルートは6つあり、大学進学の道も残されています。進路は、思っているよりずっと開いています。
そのうえで、選択肢を知っても不安が消えないなら、それは進路の問題ではありません。「この子は生きていけるのか」という問いが、学歴の形をとって出てきているだけです。
不登校の期間は、お子さんが自分らしさを育てる大切な時間。親御さんも「高学歴=将来は安心」という思い込みから自由になりませんか?
「この子はこのままで大丈夫」
そう信じる気持ちが、お子さんにとって何よりの支えになります。

