お子さんが不登校になると、対応の仕方に悩む親御さんは多いのではないでしょうか。早く学校に戻らなければと、焦る気持ちは当然です。しかし、その思いがお子さんに伝わると、かえって不登校が長引く場合もあるんですよ。
実は、不登校のお子さんの多くは「サボりたい」のではなく「安心したい」と感じています。不登校からの回復に大切なのは、学校に行かせることではなく「安心できる環境」を作ること。

親の対応次第で、不登校のお子さんの気持ちが前向きになっていきます!お子さんが求めているものは何か?それをこれからお伝えしますね。
不登校の子どもに親の対応が重要な理由
不登校のお子さんにとって、親の対応は心の回復の大きなカギになります。適切なかかわり方をすれば、お子さんは少しずつ安心を取り戻し、自分のペースで前に進むことができます。
しかし、親が焦って間違った対応をすると、不登校が長引いたり悪化したりすることも。ですから、親御さんの対応って本当に大切なんです。
「早く学校に戻ってほしい」
「このままで将来は大丈夫?」
このように、多くの親御さんは焦ったり不安を感じたりしています。そのような気持ちになるのは当然です。けれども、親の焦りや不安はお子さんに伝わり、さらに自分を追い詰めてしまうことに。
不登校のお子さんは「サボりたい」のではなく「安心できる場所がほしい」と感じています。



親御さんは、学校へ行かせることよりも、まずはお子さんが安心して過ごせるようにはどうしたらいいのかを考えてみてください。
親御さんのかかわり方次第で、不登校の回復スピードは大きく変わります。かといって、過干渉な対応は逆効果になりますから、誰の問題かについて考えるのも大切。課題の分離についてはこちらのブログでも書いていますので、ぜひ読んでみてください!


不登校は親の対応次第で「回復」も「悪化」もする
不登校のお子さんへの親御さんの対応は、お子さんの心の回復を大きく左右します。親御さんの言葉や態度がプレッシャーになっていると、不登校の状況はなかなか改善しません。
どういうことかというと、お子さんは親御さんの顔色をみて非言語を読み取っているんですね。ですから、どんなに言葉では「大丈夫だよ」「ゆっくり休もうね」と言っても、親御さんに焦りや不安があるとお子さんを追い詰めてしまう可能性があるのです。
学校に戻すことを焦ると不登校が長引く
不登校のお子さんを前にすると、親御さんは
「いつまで休むの?」
「このまま引きこもってしまうのでは?」
と不安を感じるかもしれません。そのため、
「そろそろ学校に行かないと」
「学校に行かないと将来困るよ」
と声をかけてしまうこともあるでしょう。
しかし、不登校のお子さんの多くは、学校に行った方がいいのはわかっています。そして、行かなきゃ行けないのに行けない自分を責めているのです。がんばっているけれど身体が動かない。そんな葛藤を抱えていることが少なくありません。
この状態で親御さんが「いつになったら行くの?」とプレッシャーをかけると、お子さんはさらに追い詰められてしまいます。
- 「学校に行かなきゃ」と思うほど心の負担が増え、ますます動けない
- 「親をがっかりさせたくない」という思いから、本音を話しづらい
- 「行けない自分はダメだ」と思い込み、自己肯定感が下がる
このように、親の焦りが子どもに与える影響って本当に大きいんです。特に、親の期待に応えようとするお子さんほど、できない自分を責めてしまう傾向があるんですね。
子どもの気持ちを理解することを優先する
不登校の回復を考えるとき「学校に行くこと」をゴールにしないでほしいんです。もちろん、親御さんとしては「学校に行けるようになってほしい」と願うでしょう。
でも、無理に登校を促すよりも、お子さんが安心して過ごせる環境づくりを優先する方が、結果的に回復への近道になるんです。
そして、親御さんが「この子は大丈夫」と信じて見守っていけば、お子さんは安心して次の1歩を踏み出せるでしょう。この安心感が、不登校の回復に大きな影響を与えます。
お子さんが学校を休むのには、何かしらの理由があります。その理由を無視して「学校に行かせなければ」と考えるのではなく、今はエネルギーをためる時期だと捉えてみてください。きっと、親御さんの心にも余裕が生まれますよ。
また、不登校から回復した子どもたちの多くは、学校を休んでいた時間があったからこそ、自分を見つめ直せたと話す子が多いんです。
つまり、不登校は決して「悪いこと」ではなく、成長のための大切な時間でもあるのです。
不登校の子どもが求めているのは「安心感」
「みんなは学校に行っているのに、どうしよう…」
「学校に行けない自分はダメな子だんだ…」
「親にも迷惑かけて、もうどうしていいのかわからない…」
不登校のお子さんは、こんな気持ちです。罪悪感と不安でいっぱいなんです。そんなお子さんに必要なのは、安心安全の場所。ここにいれば大丈夫、自分は受け容れられている、そう思える場所が必要なんですね。
ですから「なぜ行けないの?」と問い詰めないでください。お子さん自身も答えを持っていない場合がほとんどです。お子さんもつらいのです。その気持ちをまずは受け止め、どうか安心させてあげてくださいね。
心の安心安全の場「セキュアベース」については、こちらのブログで詳しく説明しています。


親御さんは、お子さんが安心して過ごせる関わり方を意識することが大切です。
お子さんは、親御さんの気持ちにとても敏感です。「早く学校に行ってほしい」といった親の焦りは、何気ない言葉や表情から伝わり、お子さんにプレッシャーを与えていることに。



親を安心させたい思いから、無理して登校するお子さんもいます。しかし、エネルギーが回復していない状態で無理に学校に行くと、すぐに疲れてしまい、また不登校になる可能性もありますからね。
親御さんが「この子のペースで大丈夫」と不安や焦りを手放すことができれば、お子さんにとって、家庭が「安心できる場所」になります。
まとめ | 不登校の子どもに対する親の対応を間違えないで!
不登校のお子さんにとって、親の対応が「回復」と「悪化」の分かれ道になります。親御さんが焦るほど、お子さんはプレッシャーを感じ、「学校に行けない自分はダメだ」と自己否定してしまうことに…
大切なのは「学校に行かせること」ではなく、お子さんが安心できる環境を整えること。不登校は「成長のチャンス」でもあります。お子さんの気持ちに寄り添いながら、適切なかかわり方をしてエネルギーが回復するのを見守ってあげてくださいね。
「この子には自分で未来を切り拓く力がある!」と信じて、安心できる家庭をつくることが、不登校からの回復につながる大切な親の対応です。
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