「不登校」と「引きこもり」ーー 似ているようで違うこの2つの言葉に、「うちの子はどっち?」と悩んでいませんか?
また、「不登校」が長引いて「引きこもり」になったらどうしようと不安を募らせていませんか?
お子さんの様子を見て、将来どうなるのかと心配かもしれませんが、違いにとらわれすぎないでくださいね!大切なのは、目の前のわが子の「今」を見ること。
リコ学校に行きたくない、外に出たくないお子さんに対してどう向き合えばよいのか、親御さんに知っておいてほしい3つのことをお届けします。
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「不登校」と「引きこもり」…どこが違うの?
「うちの子は不登校?それとも引きこもり?」
2つの違いがわからない親御さんって多いのではないでしょうか?似たような印象を受ける「不登校」と「引きこもり」、これらの定義や状態は異なります。
不登校とはどういう状態?
不登校とは、主に小中高の生徒が「学校に行かない状態」を指します。文部科学省の定義では「病気や経済的な理由以外で、年間30日以上学校を欠席している児童生徒」が該当します。
参考:不登校の現状に関する認識
不登校は、単なる「欠席日数」では語りきれないのが実情です。子どもたちはさまざまな理由で、学校に行けなくなっているんですね。
たとえば、以下の要因が考えられます。
学校での人間関係のストレス
環境の変化への敏感さ(HSP傾向など)
勉強や部活動へのプレッシャー
このような要因が、不登校の背景にあることも少なくありません。
また、「不登校」という言葉から、外に出られないイメージを抱く方もいるでしょう。しかし、実際には学校以外の場所には出かけられるケースも多いんですよ。
習い事や塾には行ける
友だちと遊びには出かけられる
コンビニや買い物に行ける
不登校であっても、このような行動が見られるお子さんもいます。
リコつまり「社会とのつながりがすべて断たれているわけではない」のが、不登校の特徴の1つです。
引きこもりとはどういう状態?
一方、「引きこもり」は、学校といった枠組みに限らず、年齢を問わず社会的な関わりを絶った状態を指します。
厚生労働省では、「6か月以上にわたって、家庭にとどまり、社会参加していない状態(就学・就労・交遊など)」を「ひきこもり状態」としています。
参考:「ひきこもり」の定義など
引きこもりの場合は、不登校のように「学校に行かない」という一時的な回避ではなく、
部屋からほとんど出ない
外出が極端に少ない
家族以外との接点がない
友人や社会との交流を断っている
といった状態が6か月以上続くケースが多いんですね。
また、引きこもりは思春期の子どもだけでなく、20代、30代、さらには中高年世代にも広がっている社会問題でもあります。
はじめは学校への不安や失敗体験がきっかけだったとしても、長期化によって自己肯定感が低下し、「外に出るのが怖い」「どう社会と関わればいいかわからない」と、動けなくなってしまうケースもあるでしょう。
不登校から引きこもりになることもある
ここまでを読んで「うちの子は不登校だけど、このまま引きこもりになるんじゃ…」と不安を感じた方もいるかもしれません。
実際、不登校と引きこもりの境界線はとてもあいまいで、明確に「ここからが引きこもり」と線引きできるものではないんですね。
たとえば
不登校から少しずつ外出もしなくなってきた
人との関わりを避けるようになってきた
家族との会話も減ってきた
こうした変化があったとき「引きこもりに進行しているのでは?」と、親御さんが心配してしまうのは当然です。
リコただし、ここで大切なのは「不登校」と「引きこもり」といったラベルをお子さんに貼らないこと!
ラベリングするのではなく、目の前のわが子の状態を丁寧に見てあげてくださいね。お子さんは日々変化しています。
「今日は朝に少し笑顔が見られた」
「一言だけど返事をしてくれた」
といった小さな変化にも、心の動きが隠れているものです。
不登校から引きこもり状態が深まっていくケースもありますが、反対に、ゆっくりと回復に向かう場合もあります。
引きこもりへの不安を感じている親御さんは、こちらのブログも参考にしてくださいね。

不登校と引きこもりの違いに悩む親が知っておきたい3つのこと
「不登校なのか、引きこもりなのか、わが子の状態がわからない」
多くの親御さんが、そんな不安を抱えているでしょう。
子どもの「不登校」か「引きこもり」かのラベルをつけようとするのは、親として「どう対応したらいいか」を知りたいからこそなんですよね…
リコここでは、不登校と引きこもりの「違い」にとらわれすぎず、親が今できる大切な関わり方のヒントを3つお伝えします。
①違いよりも「今」に注目する
「うちの子は不登校?それとも引きこもり?」と、つい状態を分類したくなるのが親心かもしれません。
けれど、何より大切なのは、今この瞬間のわが子がどんな気持ちでいるのかに目を向けることです。ほんの少しの変化に気づくことが、回復への第一歩につながりますからね。
「昨日までは元気だったのに、今日はふさぎ込んでいる…」
そんなふうに、日によって違うのは自然なことです。
揺れ動くお子さんの心を理解し、その気持ちに寄り添おうとする姿勢が、実は一番のサポートになるんです。。
②状態は変化する
不登校も引きこもりも、ずっと同じ状態が続くわけではありません。
お子さんは、環境や心の状態に応じて、日々少しずつ変化しています。それは、大人から見るととても小さく、気づきにくいもの。
呼びかけに少しだけ反応した
好きな動画を見て笑った
一緒にご飯を食べられた
こうした小さな前進は、確実に心のエネルギーが動き始めたサインです。
③親は1人で抱え込まない
どれだけお子さんを大切に思っていても、24時間ずっと気にかけて、すべてを背負うのはとても苦しいことです。
「ちゃんと見てあげなきゃ」
「私がなんとかしないと」
そう思えば思うほど、親御さんの心は疲れていきます。でも、忘れないでください。親だって支えが必要なんです!
わが子の不登校や引きこもりに直面していると
「誰にも理解してもらえないだろうな…」
「家族の問題だし、人には言うのもな…」
そう感じがちです。けれども、同じように悩んでいる親御さんはたくさんいます。そんな方とつながるだけで、心がほっとする瞬間もあるんですよ。
親御さんにも安心安全の場所は必要です。もしあなたが今、一人で抱え込んで苦しくなっているなら、どうかその気持ちを話せる場所を見つけてください。
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リコあなたにとっての安心安全の場所があれば、お子さんの心の土台はしっかりと育まれていきます。
まとめ|「不登校」「引きこもり」の違いにこだわるより「今」に集中!
お子さんの様子を見て「不登校なのか、引きこもりなのか」と悩む気持ちは自然なことです。でも、本当に大切なのは、ラベルを貼るのではなく、わが子の「今」の状態を感じ取る姿勢なんです。
お子さんは、表面的には何も変化がないようにみえても、心の中ではゆっくり成長しています。行きつ戻りつを繰り返しながらも、確実に成長しているんです!
親御さんがお子さんの「今」に寄り添うその姿勢が、お子さんの安心感につながりますから。
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