不登校、ひきこもり、摂食障がいからの脱出①~親のマインドセットが大切な理由

マインドセットとは

今回から、お子さまの不登校、ひきこもり、摂食障がいの
お悩みから抜け出すために大切なことを
順を追って解説していきます。

1回目の今日は、「親のマインドセット」です。

マインドセットという言葉は聞いたことがありますか?

「セット」という言葉から、マインドを作る、のような
意味だと勘違いされることもありますが・・・

そうではなくて、無意識の思考の癖のことです。
固定された、考え方や物事の見方の癖です。

生まれ育った環境や先天的な性質、時代背景、
経験によって形成され、信念や心構え、価値観、
判断基準にもマインドセットが影響を与えています。

例えば野球でもサッカーでも、今、世界に出ていくことが
あまり珍しいことでもなくなりました。

30年前には、日本人の選手が大リーグや
セリエAで活躍するなんて、考えられないことでした。

フィギュアスケートでも、今やトリプルアクセルや
4回転は跳べるのが大前提で、
4回転アクセルをチャレンジする時代です。

これも、マインドセットが影響を与えています。

大リーグやセリエAに行けるはずがない、
4回転なんてあり得ない、

「できるはずがない」というマインドセットが
できなくしていただけで、「できる」のマインド
セットに変わればできてしまうんです。

思い込みが私たちの人生を作っている、と言っても
過言ではありません。

2種類のマインドセット

マインドセットには2種類あります。
成長マインドと固定マインドです。

成長マインドは「自分はできる」「成長し続ける」と
信じているマインドです。

固定マインドは成長マインドとは真逆で
「自分にはできない」と思い込んでいて
そこで思考がストップしている状態です。

固定マインドを持つ人は、ないところ、できないところ
ばかりに目が行き、できない理由ばかり並べます。

しかし、私たち人間は、どちらのマインドも
持っていると言われています。

常にどんなときも成長マインドでいたい
と思いつつも、ある場面では固定マインドに
なってしまい、思考が止まってしまう

そんなこともあるのです。

成長マインドに変わるメリット

2つのマインドがある、と知らない時は
ただ何となくできないモードになっても
「しかたない」と諦めていたかも知れません。

でも、親子関係という生きていく上で
とても大切なものを築こうというときには

是非このマインドセットを思い出してください。

固定マインドで固まっていると
当然子どもに対しても無いところ探しを
してしまいます。

そもそも起きている物ごとは全て
ニュートラルで良い悪いも無いのです。

良い悪いと意味付けしているのは
私たちのマインドセットなのです。

成長マインドで子どもを見る、
この子には未来を切り拓く力がある
と信じること。

実際に私自身も娘の経験と
これまでのクライアントさんとの
経験から

子どもはどの子にも、
未来を切り拓く力がある
とつくづく感じています。

そうは言っても目の前でグダグダ
している子どもを見たら

そんな風には思えない!!
ってなってしまうかも知れませんね。。。

成長マインドにするには

マインドセットが固定マインドに
なっているなあ・・・と感じて

目の前でグダグダしている子に
あるところ、できているところなど
見出せない、というときに

どうやって成長マインドを持つのか?
ということですが。。。

それは言葉です。

今までのブログにも書いてきましたが

言葉が私たちの人生をつくっています

セルフトークも含めた言葉に
否定的な言葉がないか

本当にそう思えなくてもいいから
肯定的な言葉を使っていくことで

思考も徐々に変わっていくのです。

人は自分の声を一番信用します。
自分の声で一日に4~6万語も
否定的な言葉を浴びせているのと

肯定的な言葉を浴びているのと
どちらが成長マインドになりそうか、

聞くまでもないですよね。。。

言葉を肯定的に変えること
目の前の子どもに不安を覚えたら

「子どもには未来を切り拓く力がある」

と呟いてもいいですし

「子どもの人生は子どものもの
 私の人生は私のもの」

と呟いても良いです。

言葉でドンドンマインドセットを
成長マインドに替えていきましょう。

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