不登校の子どもに多い完璧主義  |  頑張りすぎる子が苦しむ理由とは?

真面目で責任感が強く、何事にも完璧で一生懸命取り組む… そんな頑張り屋さんのお子さんが学校に行けなくなってしまうケースってとても多いんです。

完璧主義の傾向があるお子さんは「失敗したくない」という気持ちが強すぎて、心が疲れ切ってしまうんですね。

リコ

完璧主義は、お子さんの真面目さや頑張りの表れです。でも、それが強すぎると心が苦しくなってしまうケースも…

今回は、不登校と完璧主義の関係、そして完璧主義のお子さんを楽にする対応方法をお伝えします。ぜひ、最後まで読み進めてください。

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不登校と完璧主義にはどんな関係があるの?

不登校のお子さんを見ていると、真面目で頑張り屋さんな子が本当に多いです。ですから、どうして学校に行けなくなってしまったんだろうと不思議に思う親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

実は、真面目で頑張り屋さんだからこそ、不登校になってしまうケースって多いんですよ。完璧主義のお子さんは、常に「ちゃんとやらなきゃ」と自分にプレッシャーをかけています。学校では良い成績を取らなきゃ、先生の期待に応えなきゃ、友達に嫌われないようにしなきゃ… こうした「〜しなければならない」という思いで、いっぱいなんですね。

完璧主義のお子さんには「できて当たり前」という感覚があります。テストで90点を取っても満点じゃなければ落ち込んでしまうんです。

また、失敗を極端に恐れます。「間違えたらどうしよう」という不安が強すぎて、チャレンジすることができなくなってしまう… 成功か失敗の極端な考え方で「完璧にできないなら、何もしたくない」という状態に陥ってしまうのです。

しかし、学校では、完璧にこなせない場面ってたくさんありますよね。授業についていけない日もあれば、友達とうまくいかない日もある。でも、完璧主義のお子さんは、そんな「完璧じゃない自分」を許すことができません。どんどん自分を責めてしまうんです。

そして、心のエネルギーが切れて、ある日突然動けなくなっちゃう…

親御さんや先生から見れば「少し頑張ったらできるのに」と思えても、お子さん本人は「もうこれ以上は無理」と感じていた。そのギャップが、不登校につながってしまうんですね。

リコ

完璧主義のお子さんは、まわりが思っている以上に、自分にプレッシャーをかけています。頑張りすぎて疲れ切っているんですよ。

完璧主義の子どもによく見られる3つの特徴

完璧主義のお子さんには、共通して見られる特徴があります。これらの特徴を理解すれば、お子さんがどんな気持ちで日々過ごしているのか、どんなことに苦しんでいるのかが見えてきます。

ここでは、完璧主義の子どもによく見られる3つの特徴をお伝えしますね。

①失敗を極端に恐れる

完璧主義のお子さんは、失敗を極端に恐れています。小さなミスでも深く落ち込んでしまい、なかなか立ち直れません。

例えば、テストで1問間違えただけで「全然できなかった」と思ってしまう。周りから見れば些細なことでも、本人にとっては大きな失敗なんですね。

そして、「できないかもしれない」と少しでも思うと、挑戦すること自体を避けるようになります。新しいことに取り組むとき、完璧にできる自信がなければ「やらない」という選択をしてしまうのです。

②他人の評価を過度に気にする

完璧主義のお子さんは、親や先生、友達からの評価をとても気にします。どう思われているか常に気になって、心が休まりません。

親御さんや先生の期待に応えようと無理をして、本当は辛くても「大丈夫」と言ってしまいます。「がっかりされたくない」という思いが強すぎて、自分の本当の気持ちを言えなくなってしまうんですね。

このようなお子さんは、他人の視線や評価に敏感で、ちょっとした表情の変化や言葉のニュアンスも見逃しません。親御さんのため息ひとつさえも自分のせいじゃないかと気にしてしまうのです。

③自分に厳しすぎる

自分に対してもとても厳しい面があります。休むことに罪悪感を持ち、体調が悪くても無理をして学校に行こうとしたり、疲れていても休憩を取らなかったりします。

そして、自分の頑張りを認められません。どんなに努力しても「もっとやらなきゃ」と感じて達成感を味わえないのです。

完璧にできない自分を許せないため、少しでもうまくいかないことがあると「自分はダメだ」と深く落ち込みます。そして、その落ち込みから立ち直るのにも時間がかかります。

リコ

完璧主義のお子さんは、自分に厳しすぎるあまり、心が休まる時間がありません。常に緊張状態で、とても疲れてしまうんです。

これらの特徴は、お子さんの真面目さや責任感の表れでもあります。でも、それが強すぎると、毎日の学校生活はとってもしんどいですよね…

自分に厳しすぎるあまり自己肯定感も低くなってしまいがちです。お子さんの自己肯定感を回復させる具体的な方法については、こちらのブログで詳しく解説しています。

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完璧主義の子どもにはどう対応する?

完璧主義のお子さんへの対応で、親御さんが一番大切にしてほしいのは「気持ちに寄り添う」ことです。お子さんが「できなかった」「失敗した」と落ち込んでいるとき、親御さんはどんな反応をしていますか?

「そんなことないよ、十分できてるよ」
「気にしすぎだよ」

こう言いたくなる気持ちはよくわかります。でも、お子さんにとっては「わかってもらえない」と感じてしまうんですね。お子さんが本当に求めているのは、励ましやアドバイスではなく、ただ自分の気持ちをわかってほしいということ。

「そっか、辛かったんだね」
「うまくいかなくて、苦しかったね」

こんなふうに、お子さんの気持ちをそのまま受け止めてあげてください。お子さんの感じている苦しみを、否定せず認めることが大切なんです。

そして、もう1つ大切なことは、結果だけを見て評価しないということ。できたか、できなかったかだけで判断してしまうのではなく、親御さんはそこに至るまでの過程を見てあげてください。

お子さんがどんな気持ちで取り組んでいたか、どんな努力をしていたかを、親御さんが見ていることを伝えてあげてほしいんです。ただし、これは「褒める」こととは違います。

完璧主義のお子さんは、褒め言葉を素直に受け取れないことも多いんですね。褒められても「そんなことない」「全然足りない」と否定してしまいます。そうではなく、ただ「見ていたよ」「気づいていたよ」と事実を伝えるだけでいいんです。

親御さんが自分の頑張りを見てくれていた、それだけでお子さんの心は少し軽くなります。

リコ

完璧主義のお子さんへの対応に正解はありません。ただ、お子さんの気持ちに寄り添い、そのままの姿を受け止めようとする親御さんの姿勢が、何よりの支えになります。

完璧主義のお子さんが安心して失敗できる環境づくりについて、セキュアベース(安心安全の場)の観点から詳しく知りたい方は、こちらのブログもご覧ください。

まとめ | 不登校の完璧主義は親の関わり方で和らぎます

不登校のお子さんに多く見られる完璧主義。真面目で責任感が強く、頑張り屋さんだからこそ、「完璧にできないとダメ」と自分を追い詰めてしまいます。

完璧主義のお子さんは、失敗を極端に恐れ、他人の評価を過度に気にし、自分に厳しすぎる傾向があります。常に「ちゃんとやらなきゃ」というプレッシャーがあるんです。

そんなお子さんに親御さんができることは、気持ちに寄り添い、共感すること。お子さんの苦しみを否定せず「辛かったね」と受け止める結果ではなく過程を見てあげることが大切です。

そうはいっても…

「どう共感すればいいのかわからない…」

そう感じている親御さんは、ぜひKET理子塾にご相談ください。

リコ

完璧主義は、お子さんの真面目さの表れです。その真面目さを大切にしながら、心が楽になる関わり方を一緒に見つけていきましょう。

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