不登校~子どもを信じるって

信じていればいいんですよね

先日、頂いた質問の中にこんな一言がありました。

なかなか動き出さないお子さんに
ヤキモキしているお母さん。

行くと言っても行かない。
ドタキャンも数多く。

「私はどうすればいいのでしょうか。
 子どもを信じて待てばいいのでしょうか。」

「信じる」という言葉がどのような前提で
お話しされているのか、にもよります。

おっしゃる通り子どもを信じることが
とても大切なことなんですが・・・

もしもそれが
「子どもがいつか学校に行くようになることを
 信じて待っている」

或いは
「いつか勝手に動き出す」だったり

「いつか放っておいても食事のことを
 気にしなくなる」

という意味で使っているのだとしたら、
それは違う、と言いたいのです。

私は常々クライアントさんに
「子どもにはどの子も未来を切り拓く力がある」
ということを言っています。

私が言う「信じる」はその子どもが本来持っている力
それを信じる、ということです。

親の言うことをきくようになるとか
勉強を自発的にするようになるとかではなく

子ども自身が、自分の将来の幸せのために
どうしていったらいいのか

自分で自分の道を考え、自分と向き合い
自分の強みも弱みも全て自分だと認め

自分の力で歩いて行く力がある

それを信じるのだと言うことです。

今、親の思う通りになっていなくても
20代、30代・・・と

子どもが自分の人生を自分が納得して
生きていけたら、最高だと思いませんか?

そのために「今」を否定せずに
子どもの力を信じることが大切だと思うのです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!