アスリートを育てる

オリンピック東京2020がアツくアツく盛り上がっていますね!!
連日TVの前にはりつけの方もいらっしゃるのでは…??

我が家の娘たちは長女が4歳のときに
とあるスポーツを始めました。

妹2人も同じように4歳から、3歳から
同じスポーツを始めました。

どんどんのめり込んでいく娘たちがかわいくて
嬉しくて誇らしくて……

週末は朝から日が暮れるまで、ず~~~っと
練習場にいる子たちでした。

3人とも小学校2年生からはクラブに所属し
4年生からは育成コースで選手として
週6日、毎朝5時起きで朝練に行き
夜は8時過ぎまで練習して帰る

夜ごはんも宿題もロッカールームでする
そんな時間を過ごしていました。

その甲斐あってか長女は小5で、次女は小4で
全国大会に出場し、

以降大学4年生で引退するまでは
何かしらの全国大会に出続けました。

長女、次女は全中、インハイ、インカレは毎年必ず出場。
国体も長女6回、次女2回出場したかな。

高校2年生のインハイでは3位になり
表彰台に上りました。


……と、娘たちが学生時代は実はバリバリの
アスリート一家だったのです。


実はこれも、三女を苦しめる要因の
一つでもあったんですよね。


三女もそのスポーツは大好きだったし
練習に行くのもちっとも苦じゃなかった。


ただ姉たちと違ったのは。。。


彼女は楽しみたい。楽しく練習したい。
練習場に行ってお友達と遊びながら
練習したい。


ここに私や姉たちの「べき思考」が激しく
発動していたんですね。

「練習は真面目にすべき」
「友達としゃべりながらすべきでない」
「うまくいかなくてもイライラすべきでない」

などなど・・・

そして段々、学校もこのスポーツも続けるのが
苦しくなってしまったのです。



さて、今日は大学4年で引退するまで続けた
姉たちに対してもアスリートの母として
今さらながら反省するところがたくさんあるなあ

とオリンピックを見ながら思うことがあり
この記事を書いています。


今ならもっと娘たちの力を信じて
良いところ探しをたくさんして
逆に余計な口出しはしないで(笑)


もっと良いアスリート母になれるのになあ…と。


どの競技も、もちろん頑張るのは本人。
でも、親の関わりもすご~~く大きいなと
感じています。


多くの競技は、練習時間は早朝だったり
夜遅くだったりしますし

学校と練習場の往復送迎は必須だったり
ときに県をまたいで遠くの練習場まで連れて行ったり

食事の面でも気を遣うので
間食も含めた食事、健康管理・・・


としていると、ついつい親も子どもと一緒に
戦っている気持ちでのめり込んでしまうのです。


その結果、練習態度や練習内容に
ついついいらぬ口出しをしてダメ出ししてしまう。

私にはそんな反省があります。


そしてこれ、不登校の子に対するのと
心構えは同じだな、と感じているのです。


・子どもの人生に入り込み過ぎない
・子どもの本来持っている力を信じる
・良い面にフォーカスして伝える(リフレーミング)
・承認し続ける



オリンピックを観ながら、時々画面に映る
選手のご両親の姿を拝見しつつ
そんなことを想うここ数日でした。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!