不登校、ひきこもりの子ども達、人目が恐いのはなぜ?

不登校やひきこもりの子、
心が苦しくなっている子達は
人目が気になる子が多いですね。

それはどうしてなのでしょう?

不登校の子達も、ひきこもりの子達も
心に強い自己否定感を持っています。

「こんな自分はダメな人間だ」
「こんな自分は価値がない」
「自分がこんなにダメだと思っている自分を他人が良いと思うはずがない」

そんな気持ちを抱えて他人と会うと
その自分の気持ちを相手も持っているに違いないと思うのです。

他人が自分をどう見るかは、自分が自分をどう見るか、
つまり「セルフイメージ」が大きく関係しています。

相手も本当は「ダメだ」とか「価値がない」なんて思っていないのに、
そういう態度が見えると「変な奴」と思ってしまうことになります。

ただでさえ自分に否定感しか持っていないのに、
他人に否定されるのが恐くて、自分を見る目が全て自分を否定したり、
責めたりしているように感じてしまって

だから人の目が恐くてしょうがない。

否定されるんじゃないか、こんな奴来るなって言われるんじゃないかって思うから
いくら周囲に「あまり気にするな」「あなたが思うほど、人は気にしてない」
と言われても無理なのです。

気にならないようになるには、

「このままで良い」「このままの自分で大丈夫」と思える自己受容です。

自己受容できるようには、親が子どものできていないところ、
ダメなところばかりに目をやるのではなく

良いところ、できているところに目を向けること。

そして、良い面と悪い面は表裏一体。
良くないと思えるような面にも必ず良い面はあるのです。
そこを子どもに伝えること。

この積み重ねで、子どもは自己受容できるようになるのです。

人の目は自分の目。自分が自分にOK出すことが鍵ということです。

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