不登校、ひきこもりの子達、食が細くなって心配

不登校の子もひきこもりさんも、家の中でジッとしている時間が多いから
どうしても食が細くなってしまいますよね。

お子さんの食事のこと、栄養のことを心配されてご相談される
お母さまが結構いらっしゃいます。



確かに育ち盛りの子どもだから、しっかりと食べて欲しいし
成長していく上で身体も強くならないのでは、と心配ですよね。

明らかにちょっと不自然なくらいに
カロリーや体重を気にしたり、ガリガリに痩せてしまったら
よくよく注意していてください。



拒食症になりかけているのではないか?
その見極めは難しいかもだけど、身近なお母さんが一番。
言動によく注意していることです。



拒食になっていようといまいと、大切なのは
「食べなさい!」と無理に食べさせようとしないことです。


摂食障がいの子も、不登校、ひきこもりの子も
自己否定感を持っているのは共通しているところ。

食べたくない、食べられないのにそう言われると
責められているような気がしてしまうものです。


親として食事をきちんとさせることが務め
育ち盛りの子にはモリモリ食べてほしい

そんな想いが押し寄せてきて、不安から
食べなさいと言いたくなってしまいますが、
我慢、我慢です。

拒食、というほどではないけど、やはり
食が細いのが心配。。。というあなたは

「ないところ探し」「できていないところ探し」
の癖がありませんか?



いつもいつもダメなところ、できていないところ
ばかりが目に付く心の癖があると

子どもが「食べた」ことより「食べていない」ことに
目がいって気になってしかたなくなります。


食が細い子は1日ではなく、1週間トータルで
大体の栄養が足りていれば大丈夫です。

バランスの良い食事を摂らせたいのはやまやまですが
心が苦しいときには、そこにこだわって
余計に自己否定感を持たせても意味がありません。


子どもの好きな、冷蔵庫にストックできる料理を
作って入れておいたり

冬なら野菜やお肉、魚介などをたっぷり入れた
ポトフや、ミネストローネなどのスープ類を
たくさん作っておいて

「食べたくなったら食べてね」

と言っておけば、子ともは自分のタイミングで
食べるでしょう。


食べない、食べない・・・とお母さんが
必要以上に気に病んでいると

子どもはますます気持ちが重くなります。

「せっかくお母さんが作ってくれたのに
 悲しませる自分はダメだなぁ…」
と。


子どもが食事を親の理想通りに食べなくても
お母さんは自分を責めなくてもいいし
自分の価値を否定する必要もないのです。





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