ときどきお母さまからご主人について、質問をいただきます。
お母さんは本やブログを読んだり、セミナーなどに参加して
子どもの対応について学んだりしているので
子どもに対するもの言いに、敏感になってなっている方がいます。
ある方からのご質問で、ご主人にもお子さんの様子や
対応の仕方を説明して理解してくれてはいるものの
「成果」を求めるような言葉がけをすることがあり
聞いていてハラハラする、とのこと。
これね、元々の男女の子育てに対する本能が違うのです。
母親は優しく包み込むような役割。
父親は外に出てしっかり生きていけるようにする役割。
だから、「成果」を求めてしまうのもある意味
しかたないことなんですね。
そのうえ、ビジネスマンはやはり会社で常に
「成果」を求められます。
だから、お父さんとしては当然のこととして
不登校だろうと「成果」を見せて、ということで
ハッパかけようと思ったのかも知れませんね。
子どもは子どもでお父さんの言葉はお父さんの言葉として
さほど気にしていないこともよくあります。
お母さんは子どもの様子を見て、あまり気にしていない
ようでしたら、放っておいて大丈夫。
でも、もし子どもが傷ついているようであれば、
それはご主人に伝えた方がいいですよね。
伝えるときには決して夫を責めるような言い方はせず
「話してくれてありがとう」のような
感謝や労いの言葉を伝えてから
「○○のような言葉は、まだあの子には受け止めきれないの。」
というように、具体的に伝えた方が良いでしょう。
お父さんもお母さんも、アプローチの仕方は違っても
子どもへの愛情は同じです^^